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前回はあごの下のたるみの原因について勉強したね。
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そうね。 今回は具体的にどんな対策をすればあごの下のたるみが改善されるか見ていこう。
あごの下のたるみの原因は「表情筋の衰え」と「肌の弾力の低下」です。 たるみは毎日の生活習慣の蓄積で作られることが多くあります。
あごを使わない食生活を改善しよう
今の日本は昔と比べて食生活が多様化し、洋食などの柔らかいものが主流となっています。 そのため食事の時に噛む回数がだんだん少なくなってきてました。 噛む回数が少ないと表情筋を使う回数が減ることにつながり、結果的に表情筋が衰えていってしまいます。 そのため柔らかいものを食べるときでも噛んですぐ飲み込んでしまうのではなくて、一口で最低30回は噛むようにしましょう。 毎日の食生活では噛み応えのある根菜類を食事に出して噛むことを意識するだけでも表情筋は鍛えられます。 おやつの時間や小腹が空いたときはグミやガムを噛むようにするといいでしょう。
紫外線対策をしっかりしよう
肌の弾力はコラーゲンとエラスチンで支えられており、これらは紫外線によって破壊されます。 秋や冬の寒い時期に「今日は日焼け止めはいいか」と紫外線対策を怠ってはいませんか。 肌の弾力はこういった小さな怠りが生むものです。 夏以外の季節でも紫外線は出ていますので、外出の際は日焼け止めを塗って紫外線対策に備えましょう。
規則正しい生活を心がけよう
コラーゲンとエラスチンは体内で作られますが、体の健康状態が良くないと生産サイクルは遅くなってしまいます。 栄養はきちんと取っているか、睡眠時間はしっかり取っているかなど、健康で規則正しい生活を送ることもスキンケアに繋がってきます。 「不規則な生活をしているな...」と感じたら改善するようにしましょう。
猫背もあごの下のたるみに関係が...!?
猫背は顔が肩よりも前に出ている状態ですよね。 そうすると、首の後ろの筋肉が伸びて、前の筋肉が伸びてしまうので、頬が下方向に引っ張られる形になり、あごのたるみへと繋がっていきます。 自分が猫背になりがちだと自覚している人は姿勢よく過ごすようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。 あごの下のたるみの原因はいくつかあるため、対処法も多くなってしまいます。 しかし見ていただいてわかるように、手間はかかりますが、そんなに大変な対処法でもありません。 こうした地道な努力があごの下のたるみを改善してくれるのです。 めげずに頑張っていきましょう。