-
春ってむくみやすい気がする!どうやったらなくせるの~?
-
その通り!!春むくみと呼ばれるほど春はむくみやすいんです。 原因と改善方法をお伝えします!
●春はなぜむくみやすい?
この時期下半身に重さやだるさを感じやすいのは朝晩と日中の気温差の影響を受けていると考えられています。他の部位もむくみやすいですが、特に脚のむくみをほおっておくと余分な水分が脂肪や老廃物が結びついてセルライトになってしまうため早めに対処することが大切です。今回はこの時期特有の「春むくみ」の原因と改善方法をお伝えします(^^♪
●春むくみはここに注意
春などの季節の変わり目は、自律神経のバランスが崩れやすいと言われています。一日の中でも朝晩や日々の気温差が大きいために“体がついていかない”と感じる方も多いのではないでしょうか。また、春は環境の変化を伴うことが多いために、ストレスをより感じやすい季節。 特に、今年は誰もが経験したことのない状況が続き、ストレスを抱える場面がより多いことでしょう。この自律神経のバランスの崩れやストレスが体内活動、なかでも水分代謝に影響し“春むくみ”としてあらわれることに。
●春むくみのケアにはリンパを刺激する習慣を
むくみを改善するためにまず行えることは、リンパを刺激すること。リンパと聞くと体の巡りにまつわる機能を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。リンパには体内の老廃物を回収して体外に排出させる働きの他にも、実はウイルスや細菌などから守る免疫の働きも備えています。リンパの流れが滞ると、老廃物や余分な水分がうまく排泄されず、むくみや代謝不良という形で不具合がおこってしまうのです。リンパの流れをしっかり促すためには、日々のセルフケアが不可欠といえそうです。
●春の脚むくみ対策と、おすすめアプローチ法
まず心がけたいのは、体を冷やさないことです。体を温めて巡りをよくすることは、春むくみはもちろん、体質の改善にも繋がります。体温よりも少し高めの、ストレスなく心地よいと感じる湯温の湯船につかって、じっくりと汗をかきましょう。同時に、体内に溜まった老廃物を出すことができます。また、入浴は副交感神経を刺激して自律神経の乱れを整えるので、その結果、むくみの解消にも繋がります。むくみが気になる方は、毎日湯船につかることを習慣にしてみてくださいね。 また、脚の重だるさを感じた時は脚全体をマッサージしてみましょう。リンパ管は血管と同様に全身を巡っているので、むくみや疲れを感じている部分に丁寧にアプローチすることがおすすめです。
●顔むくみ対策と、おすすめアプローチ法
厄介な顔のむくみ。滞ったリンパの流れをスムーズにするために、まずは顔の筋肉をほぐしてみましょう! 適度に圧をかけて、深い部分にあるリンパに働きかけると、顔の組織は奥深いところから活性化し、新陳代謝を促します。その結果、顔むくみの解消に繋がります。 以前にもお伝えした、耳を揉む、半身浴で汗をかくなどの他に、熱すぎない程度のホットタオルを顔に当てて血行を促すなど、さまざまなアプローチ方法がありますが、顔の表情筋を鍛える体操にもぜひ試してみてください。前歯を見せて「イー」、唇をすぼめて「ウー」という形で1セット。「イー」「ウー」と意識しながら、顔の筋肉を動かしてみてください。1セットを連続して5回から10回続けます。人に見られたらちょっと恥ずかしいと思うので、時と場所を選んでトライしてみてくださいね。
●お茶でむくみ対策!
漢方の生薬でもあるヨクイニン(ハトムギ)は、水分代謝をあげて、むくみをとるといわれています。また、体の中の余分な熱をとり、膿を外に出す作用もあるので、吹き出物やシミなどの肌トラブルにも。特にハトムギ茶はスーパーなどで手軽に買えるので、むくみ対策に取り入れやすくおすすめです。いつものお茶のラインナップにプラスしてみてくださいね。また、体を温めることを目的とするなら、以前にもご紹介した生姜紅茶やシナモン入りのコーヒーなどもおすすめです。
●まとめ
「むくみ」といっても、その原因や理由はさまざま。脚や顔などのむくみに悩んでいる場合、まずは今回お伝えしたアプローチ方法を試してみてくださいね(^^♪