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ご飯ちゃんと噛んでる?
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いきなりどうしたんや。 言われてみればあんまり噛むことに意識してご飯を食べてないかもしれん...。
昔の食生活に比べ、現代の食事には柔らかいものが食卓に登場することが多くなりましたよね。 それに従ってあごを使ってご飯を噛む回数も減ってきてしまいました。 皆さん、よく噛んでご飯を食べることにはたくさんのメリットがあることをご存知ですか。 大きく分けて5つのメリットがあるのでご紹介していきます。
メリットその1.美肌・若返り効果がある!
よく噛んで食べるとたくさんの唾液が分泌されます。 実は唾液は様々な役割を担っています。 口内を潤す、糖質を分解する、口内を清潔に保つ、歯や歯茎の病気を防ぐ、味覚を助けるとたくさんありますね。 注目していただきたいのはそういった基本的な役割ではなく、唾液の成分にあります。 唾液にはパチロンという成分が含まれているのですが、これは美容効果があると注目されています。 パチロンには皮膚組織を正常にする力があり、お肌の再生循環を高めてくれるのです。 そのためお肌や髪がキレイになる効果や、老化防止などのアンチエイジング効果が期待され、美肌や若返りに繋がっていきます。 また唾液にはEGFというたんぱく質の一種である成分があるのですが、これは肌の再生を促してくれる物質です。 EGFはサプリメントも出ているくらい注目されている成分で、お肌の新陳代謝を高めてくれる効果もあって、ターンオーバーを整えてくれます。
メリットその2.ダイエット・小顔効果
顔には表情筋という筋肉があり、その筋肉が顔のバランスを支えてくれています。 「特に体重が増えたわけでもないのに顔がたるんできた...」という方は表情筋の衰えに原因があると考えられます。 表情筋も筋肉の一部なので使わないとどんどん衰えてゆき、顔のバランスが保てなくなってしまうのです。 しかしよく噛むことで顔の筋肉をたくさん使うことになり、筋肉が鍛えられため、小顔効果が期待できます。 またよく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止に繋がり、ダイエット効果も期待できます。 噛むことでダイエットと小顔効果の両方が得られるなんて一石二鳥ですよね。
いかがでしょうか 今回は5つのメリットのうち2つしか紹介しきれませんでしたが、かなり嬉しいメリットでしたね。 噛むことを意識した食生活にしたいのであれば、食事に噛み応えのある根菜類を取り込んだり、小腹が空いた時のおやつをガムやグミなどにするといいでしょう。 一口で30回は噛むようにしてくださいね。 次回、紹介しきれなった3つのメリットについてご紹介していきます。 お楽しみに。